出迎えてくれたのはアルゴナス像さんです。やぁ、お待たせ!
なんか体に「ロード・オブ・ザ・リング展」って(もちろん英語で)刻まれちゃってますが
これも映画で使われたビガチュアなんでしょうか?
中へ入ると、おー!何か上から旗が垂れ下がってます。いっぱい。
衣装ゾーンも見えます。遠くにはトロルか何かの後頭部も見えます。
うわー、どっちから見よう。迷いどころです。
「順路」とか書いてくれてないんで。
順路がないと歩けない悲しきマニュアル世代。歩きましたけど。

とりあえず左側にあった、PJがオーク達とにこやかに写ってる写真がウェルカムボードみたいだったのでそこから進む。
と、すぐにガンダルフの馬車発見!あれです、強制遠近法のやつです。
すぐさま撮る。
ちゃんと目線が合うように、目線の位置とかがマーキングされてます。
あと、なぜか笑顔を強要されます。だってここは平和なホビット庄だから。

自分の二の腕のあまりの太さに軽くショックを覚えましたが、
それらしい写真ができあがりました。

ホクホクご満悦で順路(ないんですが)にそって進みますと
お次はオークの鎧コーナーです。重そうです。そしてでかい。
そしてずっと気になっていたトロルコーナー。
トロルが扉ぶち破って入ってくるシーンの、超ビッグなフィギュア(!?)が
扉つきでどでーんとおいてあります。4mぐらいはありましょうか。
そして、ここで衝撃の事実!ジャジャーン!トロルは男の子だったようです。
隠・せ・よ!
シンガポールはそーゆーのOKなんすか?いやーん、はずかちぃー。

燃えてるホビット庄のどでかい模型。どうせなら水車とか回せる仕様がよかったですか。
あと、オルサンクのビガチュアです。
窓の造形とかが超まがまがしいです。明らかに裏切りそうな感じです、
もう窓の作りからして。
そして!舟で流されるボロミア殿のロウ人形。これは、すごい。
生え際とか、アデランスも真っ青の自然さです。
ひょっとしてショーン・ビーンがバイトで横たわってるんじゃ?
いや、あり得ませんがそのぐらい精巧です。
爪の形とかも不揃いだし、汚れてるし。スンバラシイです。

つけ鼻とかつけ耳とかつけ足とかの詰め物額縁に軽くびびると今度は馬の鞍が置いてあります。
カッコイイ。触っちゃダメとか書いてあるけど、またがりたい。
とじろじろ見ていると、ゴンドールマークのお揃いの服を着た係員の人がにこやかに近づいて来て
説明を始めてくれました。どうやらファラミアのらしいです。
多分、出陣するときの…どーのこーの…とたんまり説明をしていただいたのに言葉の壁が。
口惜しいです。言葉の壁さえなければ、係員さんをはべらせて解説つきで見回れるのに。
「オォ〜ゥ、ファラミア!」と怪しく応えることしかできない自分が、口惜しい。

フィルム上映場がありまして、あやぞう&あべちゃんと再会です。
もう長らく会ってなかった気分です。二人がホビットに見えてきます。
展覧会に飽きた二人はホーカーズを漁りに行くことになったのでまたお別れです。

次は、キャスト別に衣装やら小道具やらがまとまってるコーナー。
じっくり、なめまわすように見ます。
いかにもなめ回せといった感じに、衣装とかは裏からも見られるようになってます。
憎い。憎いよイベント考えたしと!
どれもこれもなんですが、小道具も大道具も武器も、作りが「本物」って感じです。
ちゃんと動いたり、売ってたりしそうな感じ。置物とかじゃなく、ほんとに道具です。

あと、壁際にはアラン・リーの原画と実際のシーンが並べてたくさんあります。
アラン・リーの線画をあまり近くで見すぎると目が回ることが判明。
線、書きすぎです。
他の人の絵もたくさんありましたが皆細かいですね。
私が画家になれなかった理由がやっとわかったような気がしました。

会場の外に出てからは、お土産屋さんを物色です。
フルスケールの剣とかが壁にたくさんかかってるんですが
銃刀法違反タイ━━━━||Φ|(|´|Д|`|)|Φ||━━━━ホの文字が頭を駆け巡り買えませんでした。
決してお値段のせいではありません。
繰り返す、値段のせいではない!

(自分への)土産物色にも疲れ果て店の外にでると、ナズグルがぽつーんとアルゴナス像の前に。
「キャーこわーい!」系のリアクションをとれるように脅したりしてくれてないので、気づきませんでした。
写真をとってもらおうと思ったら会場の中へと消えていってしまったナズグル。
再入場用のスタンプを押してもらい忘れたのでもう入れないまりぞう。
今ほど、ナズグルが好きだったことはないでしょう。
おお、ナズグル なぜあなたは行ってしまうの?

闇の中に消えていったナズグルを見送ったところで、仲間と合流です。
LotR展の旅も終わり…なんでしょうか。
この次のボストンのさらに次はオーストラリアみたいなんで、正直、オーストラリアも行きたいです。
ぶっちゃけ、オーストラリア「に」行きたいです。

コメント